2007/05/09

ハンギングバスケット

小さな苗を植え込んで、やっとここまで大きくなりました。

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2007/05/02

「LOHASスタイル ダイエットピラティス 」"PILATES CONDITIONING FOR WEIGHT LOSS"

☆映画ではないDVDのレビューですが…。

「このままじゃ、人間ドックに申し込めない」と体重計の針を見つめたのが10日程前。
「どうにかしなくちゃ」

運動とは無縁の怠惰な生活をしてきた私にできる運動なんてあるのか。動画検索でいろいろ試してみるが、ダンス系は足の動きに手が付いた途端に落ちこぼれる。ヨガは体が硬くて真似さえできそうにない。…という消極的理由で選んだのがこのピラティス。

1日50分間をピラティスに使う決心をし、レンタルで試して、これならできそうだとわかってから購入。初級、中級、上級と3人が同時に画面に映っているので、まずは初級の人の動きから始める。

-=-=-=-その後の経過-=-=-=-

1週間経過 食生活にも少しだけ気を遣い、体重は1キロ強減。3日程で胴の脇がすっきりしてきたと感じて、勢いづく。このまま、3か月で3キロ落として、人間ドックに持ち込めるか。(5/2)

2週経過 体重は1週間経った時のまま変わらず。肩凝りには良い。肩と腰や背中、そして股関節が柔らかくなったことが感じられる。最初の頃ほどきつく感じられなくなってきたので、少し難易度を上げている。(5/9)

3週経過 体重はトータル1.6キロ減。ゆっくりしたペースだが、胴の脇ははっきりと違いが感じられ、ベルトの感じも少し違う。でも、お腹のあたりは変わらないなあ。中級は楽勝、上級もかなりできるようになってきた。(5/16)

4週経過 トータル2キロ減。ゆっくりだけれど、着実に減っていくのがうれしい。2週間目から「キレイになるピラティス」というDVD付ムックを買ってきて、LOHASと日替わり交互にやっている。(5/23)

5週経過 トータル2.8キロ減。引っ越しがあって、2日できない日があったが、調子付いて継続中。(5/30)

6週経過 毎日続けているが、トータル2.8キロ減のまま。もう少し絞りたいところ。(6/6)

7週経過 トータル3キロ減。目標には達したが、体重減少がペースダウン。さらにハードなDVDを物色中。(6/13)

8週経過 初級のDVDでは運動が軽く感じられるようになり、減少が止まっていたので、「わがままスタイルシリーズ フィットネス編 ピラティスフィット」をレンタルし、ハードな部分のみを組み合わせるようにしたところ、トータル3.8キロ減と、また順調なペースに戻った。(6/20)

9週経過 毎日欠かさずやっているがトータル3.8キロ減のまま。これ以上は難しいのか。(6/27)

10週経過 トータル4キロ減、わずかだが、4キロまで来てうれしい。(7/4)

11週経過 トータル4.2キロ減、わずかずつだが、まだ減り続けている。なにより、以前苦しかったものも簡単にできるようになってきて楽しい。(7/11)

12週経過 トータル4.2キロ減のまま横ばい状態。とはいえ当初の3ヶ月で3キロ減の目標は充分に達成したので、ひとまずここで報告終了。(7/18)

24週経過 輝かしく!トータル5キロ減。うれしくメモ。

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2006/09/15

映画館にて

いやぁー、こんなこともあるのかなと思って…。

学生時代の友人と映画を見に行きました。ひとつの建物の中で複数の映画をやっているというシネコンタイプの映画館。

私たちは学生気分に戻って、勇んで入っていきました。見に行った映画は結構メジャーなはずのもの。ところが、中にいる人の数はそこそこ。レディースデーにもかかわらず、20代の男性が1人というのが結構目に付く。それも優しそうな雰囲気の単身男性。そうかあ、この映画、そういう人に受けるのか~。

ところが、たくさんの予告のあと、ちょっと長い予告が…。『アキハバラ@DEEP』、おもしろそう。でも、この予告なかなか終わらない…。ん? 予告なんかじゃないと気づいたのは、始まってから5分は過ぎていた頃。

結局、映画館の人は、目的の映画の次の回の、良い席を用意してくれたのですが…。

今にして思えば、私たちおばさん2人組を、違和感を持つかのように、気遣うかのように、まわりの人たちは見ていてくれたような気がします。でもね、なかなか良い雰囲気の観客だったし、映画自体もおもしろそうだったんです。

改めて見に行こうかな。アキバオタクには決してなれないおばさんですが、遠くから、ああいう男女もいいなあって思っているのです。

映画評を読んでみたところ、この映画、前半は最初に見た雰囲気の通りのようですが、後半のバイオレンスがすさまじいみたい。どうしようかな。

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その時食べた、とてもおいしい、アボカド乗せわさびソース味ハンバーグの写真なんぞを載せてみる。

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2006/08/14

お墓が見つからなかったお墓詣り

イギリス訪問の第一の目的は、お世話になった方のお墓詣りでした。とても博識なドクターだった方です。

まず、住んでいらした家に行きました。大きな家はひっそりとしていました。誰もいない庭に入るわけにもいかず、しばらく立ちつくしていました。門から見える玄関のドアからはその方がいつものように、「よく来たねえ」といってこちらに歩いて来られるような気がしてなりませんでした。

そこから少し行ったところにその方の教会があります。催し物がある度に呼んでいただき、何度も行ったことのある教会です。近くを通る時は、いつも、「ちょっと失礼」と言って、ささっと1人で奥さんのお墓詣りをしていらっしゃいました。

広くはない墓地です。お墓はすぐに見つかると思っていました。ところが、なかなか見つからないのです。奥さんのお墓は見つかったのに、その横にもありません。結局、教会に戻り、そこに書いてあった牧師さんの番号に電話をしてやっとわかりました。

遺言で自分の家の庭に埋葬されたいと言い残したというのです。私は思わずニッコリしてしまいました。そうかあ、家に居付きたかったんだ。私はあの映画(ネタバレするのでタイトルは書きません)を思い出していました。そして、家の前に立った時の「今も静かに住んでいる」という雰囲気に思い至りました。

心臓の大手術の後に訪ねた時、「自分をロンドンの家に連れていくために、娘が訪ねて来る日が決まっていたのだけれど、こっそり隠れて、それを回避したんだよ」と言っていたずらっぽく笑っていらしたことを思い出しました。

そんなふうにして、かなり様態が悪くなってからも1人最後までそこに住み続けたのです。また、もうだいぶ以前のことになりますが、「あの教会のあの場所はお墓として良くないから、妻のお墓も動かしたいと思っているのだけれど、牧師さんがうんと言わないで困っている」とも言っていました。その理屈は博学過ぎて、言い回しも難しく、私にはさっぱりわかりませんでしたが、要するに、家にずっと居たかったということだったのですね。

牧師さんは、「お墓詣りはしたいだろうが、家はもう他人の手に渡っているし、庭に人が埋葬されているというのはあまり気持ちの良いものではないかもしれないので、訪ねていかないほうが良いと思う」と言われました。内緒のまま売ってしまったのでしょうか。弁護士をしているお嬢さんは、お父さんのわがままな遺言を実現させるため、苦労して埋葬許可を取ったのかもしれないと思いました。

こんなふうにして、イギリス人はときどき家に居付くのだなあと心から納得しました。数億のお金が自由にできたら、あの家が欲しかったとも思いました。「今日は物置でごそごそやって、仕掛け時計でも作っているのかな」なんて思いながら一緒に住めたら楽しかったのにと…。

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2006/08/13

イギリスから厳戒態勢の中、帰国しました

イギリスに行っていました。帰国は大変な時期になってしまいました。

未明にテロ容疑者が大量に逮捕されたその翌日発の飛行機。おまけに英国航空と同じターミナルからの出発だったため、厳戒態勢の中の帰国となりました。

機内には本も持ち込めなかったため、読む物のない私は、配られた英国紙ガーディアンを隅から隅まで読みました。

紙面には、容疑者となった人たちの、ごく普通の少年だった頃の話、近くに住む同じイスラム系住民達の驚きが載っていました。ごく普通の若者が入信し、寡黙な青年となっていき、"殉教者"となっていく様子。映画、『シリアナ』を思い出しました。

フィルムケースたった1個分の液体を混ぜ合わせ、iPodなどに仕掛けた起爆装置を作動させるだけで爆発させることのできる、リキッド(液体)爆弾のことが書かれていました。「飲んでみろ」と言われれば、おいしくはないものの飲むことはできるというもの。そのため、機内に持ち込む乳児用のミルクまで規制されるという厳戒態勢が敷かれることになったわけです。これによるテロ対策費は、航空費に加算されることになり、経済的ダメージが大きくなると書かれていました。

その他、ムスリム団体からの見方、テロ対策の組織Cobraからの発表、さらには、容疑者達の動向が把握されていたにも関わらず、この時期に避暑地に出かけていたブレア首相について若干の批判を交えた記事までありました。

乗り換え地から先はいつもののんびりした状況。財布とパスポートと搭乗券だけを、中がまる見えの透明の袋に入れ、他には何も持たずに、買い物客でにぎわうアムステルダム空港に降り立つと、若干ではありますが、難民の気分を味わったような気がしました。

感動的だったのは、ヒースロー空港の中での手際の良い人の流れの整理。面倒な手続きに従って、きっちりと検査する係員。そしてなにより、文句も言わず、辛抱強くそれに従う人々。テレビでインタビューされた人々は「これで安全が保障されるのなら、いくらでも従う」と口を揃えて言っていました。秩序を破壊する者と戦う態勢が、静かに伝わってくるような忍耐強い寡黙さ。殉教者の寡黙さと一般市民の寡黙さとを感じた長い1日でした。テロを抱えてきた歴史がアメリカ以上に長い国ならではの一般市民の底力を見たような気がします。

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2006/01/05

音声認識---映画館への問い合わせ


映画館に、開始時刻問い合わせの電話をした。自動音声による応答だった。

「~の場合は何番を」という、いくつかの関門をくぐりぬけたあと、やっと「知りたい映画の題名を言ってください」と言ってもらえた。音声認識だ。しっかり発音しないといけない。緊張した。「ミスター アンド ミセス スミス」と間違えず、区切って、日本語的に発音して、スムーズに言った。バッチリだね。

すると、すました声で「こうちゅうおうじゃむしきんぐぐれいてすとちゃんぴおんへのみち ですね?」と言われた。そんなに長ったらしい名前を言われて、「ですね?」と言われても…。

気を取り直して、はっきり、くっきりもう一度言った。そうしたら、またまたすました声で「ザ・スーラですね?」と言われた。ぜ~んぜん違うじゃない。今度はいやに短いし。

すっかり自信なくした。

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2005/08/30

ニューヨークでミュージカル三昧



映画で『オペラ座の怪人』を見て以来、ミュージカルが見たくてたまらなくなり、ついにニューヨークに出かけてしまいました。

マンハッタンに5泊。朝は遅く起き、昼は疲れない程度に観光し、夜のミュージカルに備えて体調を整える。オフ・ブロードウェイの出し物2つを含めて、全部で5つ見て、その合間に映画まで1つ見るという贅沢な旅行でした。

何を見るか、ずいぶん迷いました。

まず、比較的新しいものを見ておきたかったので、『アベニューQ』"AvenueQ"と『ウィキッド』"Wicked"。券はネットで取ったのですが、何日も覗いては、空席が出るのを待ち、苦労して取りました。

さらに、ロングランのものを絞り込むのに苦労しました。『オペラ座の怪人』"Phantom of the Opera"か『レント』"Rent"かでずいぶん迷ったのですが、結局、アメリカならではの『レント』を見ることにしました。これはネットで買っていきましたが、現地で買っても良かったかもしれません。

そして、オフ・ブロードウェイ。これは、はずれる可能性が高いのも覚悟で、『ストンプ』"Stomp"と『ブルーマン・グループ』"Blueman Group"。券は、着いた翌日、劇場の下見も兼ねて出かけ、窓口で買いました。後者は、私の趣味には全く合わず、最後まで見ているのが苦痛だったのですが、これしかハズレなかったのは、結果としては良い観劇旅行だったと言えそうです。

そして、合間に見た映画は『アイランド』"Island"。観客の反応が良いので、映画そのものの出来以上に楽しみました。

ああ、こんな旅行、今度はいつ行けるかなと思いながら、買ってきたCDを繰り返し聞こうと思っています。

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2005/01/07

映画顔負けのワンシーン

 「ココロ温まるストーリーを募集」へのトラックバックです。

 映画顔負けのシーンに遭遇したことがある。

 場所はアメリカ、ニュージャージーの遊園地シックスフラッグス。日差しの強い夏休みのある日のこと。水をくぐったり、濁流を流れていくような絶叫系が多いので、女の子達はビキニにショートパンツ姿。それでも暑くて、飲み物片手に乗り場に並ぶという日だった。

 ところが、突然天候が変わった。遠くから黒い雲のような固まりが近づいてくるのが見える。館内放送のようなものはないまま、売り場の人達の動きがあわただしくなった。売り物にビニールシートを掛けていく。乗り物は運転を中止した。

 夕立が来るときのように暗くなったかと思ったら、ものすごい風が吹き付けてきた。ただの強風ではなくて、どこから飛んできたのか、土や泥や小石を含んでいて、顔にぶつかってきて痛く感じる。風を避ける場所もなく、建物に身を寄せたところ、今度はザーッと汚い雨が降ってきた。

 少しでも軒がある場所にみんな集まってきた。急激に温度が下がった。濡れた体は冷える。雨は30分ほど降り続いた。広場の周辺の軒下に人が集まり、真ん中の丸い広場には誰もいない空間が広がった。

 しばらくして、雨が小降りになった時、広場を、ビキニ姿にショートパンツで、羽織るものもない17~18歳くらいの女の子が5人ほど横切って来た。駐車場に向かっているのだろう。反対側からは同じくらいの年齢の男の子が5人ほどやってきて、すれ違った。2つのグループがすれ違ったあと、1人の男の子が立ち止まり、振り返った。そして、1人の女の子に声を掛けた。男の子は着ていたTシャツを脱ぐと、その子に着せた。上半身裸の男の子に、女の子はありがとうのキスをした。そして、2人と一瞬華やいだ2つのグループは手を振って反対のほうに去っていった。

 丸い広場の真ん中で、大勢の観客を前にしてのワンシーン。まるで映画のようだった。その夜、ニューヨークからニュージャージーにかけて竜巻が通り抜けていったことをテレビのニュースで知った。

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