2005/07/17

見たい映画をつなぐタスキ



つっきーさんから回していただいたタスキです。→つっきーさんの「見たい映画をつなぐタスキ

質問は4つ。(1.過去1年間で一番笑った映画  2.過去1年間で一番泣いた映画  3.心の中の5つの映画  4.見たい映画)
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1.過去1年間で一番笑った映画

一番笑ったビデオなら、『ローワン・アトキンソン・ライブ』であり、一番笑ったTV番組なら『ブラック・アダー』なのですが、映画となるとちょっと難しい。

私の笑いのツボは少しずれていると認識した上で、一番「笑い」そして「心が温まった」映画として。

● 『クッキー・フォーチュン

2.過去1年間で一番泣いた映画

私はなかなか「これは泣ける」と言わないのです。そのため過去1年のものからは適当なものが見つかりませんでした。7年前に見たものですが、

● 『セントラル・ステーション』

3.心の中の5つの映画

古いものが圧倒的に多くなってしまいました。まだ、ブログの中で取り上げていない作品もあります。それについては、順次、リンクを張って、書き足していきたいと思います。

● 『第三の男』(1949年)
  *その後(2006年4月)、数十年ぶりにこの映画を観ました。その感想はこちら

● 『ベン・ハー』(1959年)

● 『地獄の黙示録』(1997年)

● 『フィフス・エレメント』(1997年)

● 『ナイトメア・ビフォー・クリスマス』(1993年)

4.見たい映画

見たいのに、見たくない。とっても見たいけれど、とても見られない。何度も手に取っては棚に返してを繰り返している作品。だって、ネットで見た時はなかった○○の丸焼けが箱の上のほうに映っていて、手に取る時もそこに触れないようにしなくてはならないのですもの。
● 『コックと泥棒、その妻と愛人』(1989年)


どうしても手に入らないビデオ。ケンブリッジの道ばたで売っていた古ぼけた子ども向けのビデオです。何度も繰り返し見たお気に入りだったのですが、ビデオの方式が日本と違っていたため、処分してしまいました。どうにかして、また見てみたい。
● 『The Old man in The Mountains』

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少しずつレビューを書いて、リンクを張っていく予定なので、完結するまでもう少し時間が掛かります。気の長い方はおつきあいください。

それから、どなたかにタスキを回さないとと思うのですが、どなたにお願いして良いのかわかりません。受け取ってくださる奇特な方がいらっしゃいましたら、コメントください。

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2005/05/16

失礼な!…日本人を茶化しただけのワンシーン

本筋と関係なく挟まれる日本人らしき人物を茶化しただけのワンシーンが、ハリウッド映画にはよく出てきます。

ささやかな怒りを込めて、ステレオタイプな日本人が出てくる場面を書き留めておくことにしました。『ラスト・サムライ』や『ロストイン・トランスレーション』のような日本がテーマになっているものは除きました。

思いつくたびに更新していこうと思います。「こんなのもあるよ」というコメント歓迎。映画の題名も教えてね。
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●『ゴジラ』
松田聖子がちょい役で出てきた。ビルが崩れてくるパニックの中でタクシーの運転手に「私はショッピングに行きたいの!」と繰り返し叫んだ。「ショッピングのことしかない」に加えて「まわりが見えない」日本人の典型。

●『ラッシュ・アワー』
エレベータで乗り合わせた、危機感ゼロ、バーバリーの小物を身につけた日本人とおぼしきアジア人。

●『ノッティング・ヒルの恋人』
ホテルマンにキスをするとんちんかんな日本人のおじさん。

●『アルマゲドン』
説明を理解しない日本人見学者達。

●『マイハート・マイラブ』
エレベータで、ドアが閉まりかけているのに、開けてもくれず、詰めてもくれない背広で寡黙な日本人ビジネスマンの集団。

●『サンタクロース』(題名が定かではない)
子どもと2人で過ごすことになったクリスマス・ディナー。料理に失敗して結局デニーズに入ったのだが、そこにいたのは、背広に身を固めた男ばかりの日本人の集団。クリスマスに男ばかりでファミレスで過ごす集団って日本人のイメージなのか。

●『トゥルーマン・ショー』
みんなが息をのんで見つめるテレビの感動的場面を前にして、英会話の練習のように家族が声をそろえて、出てくることばを繰り返しているお茶の間の日本人。

●『デイ・アフター・トゥモロー』
異常気象で、大きな雹が降り始めた東京、おかしな屋台が並んでいる。パニックの中で、携帯で家に遅くなった言い訳の電話をしているサラリーマン。

*つっきーさんの「つっきーの徒然草」『Virus』で日本人の出る場面がバッサリ切られている海外公開版のことが細かく紹介されていて、大変、興味深かったのでリンクして、ご紹介します。

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2005/04/30

映画で語られる死刑制度

 死刑制度を扱った映画について、まとめてみました。見ていない作品の中にもまだまだ重要なものがあると思うので、なにかありましたら教えてください。
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デッドマン・ウォーキング』 (1995年)

 死刑囚のカウンセラーをしてきた修道女の話をもとに書かれたフィクション。被害者の側の心情もていねいに描き、死刑制度を正面から描いた正統派の作品。スーザン・サランドンが修道女役でアカデミー主演女優賞を受賞した作品。

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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』(2003年)

 死刑反対を訴えていた学者、デビッド・ゲイル(ケビン・スペイシー)が死刑囚となってしまう。死刑まであと数日を残すのみという状況。はたして冤罪なのか。サスペンスタッチで描かれる。

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『グリーンマイル』
(1999年)

 死刑囚が収監されている刑務所の看守達(トム・ハンクス他)と死刑囚(デイヴィッド・モース他)の交流が描かれる。死刑の克明な描写がショッキングだが、メルヘンチックな面もある不思議な話。原作はスティーヴン・キング。

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理由』 (1995年)

 死刑廃止論が前面に出ているが、いろいろな問題が未整理のまま盛り込まれているので、見ているとますますわからなくなっていく面もある。死刑廃止を持論とする弁護士をショーン・コネリーが演じる。

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ダンサー・イン・ザ・ダーク』 (2000年)

 死刑廃止論はこの映画のテーマではないが、死刑について考えさせられてしまう後味の悪い映画。ビョークの演技と歌が不思議な雰囲気を醸し出す。

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チョコレート』 (2000年)

 親子代々、死刑執行人を仕事としてきた男と死刑で夫を失った女との出会いを描く。ハル・ベリーがアカデミー賞主演女優賞を受賞した作品。

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リターン・トゥ・パラダイス』 (1998年)

 卒業旅行でマレーシアに出かけ、青春を楽しんだ3人のうち、1人が麻薬所持で死刑囚となる。彼を救おうとする弁護士(アン・ヘッチ)の活躍と残りの2人の行動を描く。

コメントを読まれるかたへの注意! 最後に「死刑があるかないか」に触れてしまうことになるので、読む時はさらっと読んでください。

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