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2008/07/12

『僕のピアノコンチェルト』"Vitus"

☆子育てで大切にしたいこと。

飛び級するほど頭脳に恵まれた天才少年の能力と孤独、そしてピアノの才能が描かれているだけで興味深い。その上、最初から天才的な演奏ではあるものの、年齢と共に精神的に成長していく様子がちゃんと弾き方に現れるようにしてあるのがすばらしい。

アメリカ映画の「Blank Check(1994)」のような、子供が大人の世界をふりまわすおもしろさに精神性が加わったような良さがある。

一番好きなところは、祖父との交流。ヴィトスのような本物の天才でなくとも、子供は、皆、親より可能性を秘めた「天才」。でも、親にできることは才能を伸ばす学習の手伝いではなく、心の拠り所、休む場を作り、余裕をもって見守ること。それが祖父との交流というワンクッションおいた形を使って、しっかり示されている。

ヴィトスの母親が感情的になると、なぜ英語になるのか、不思議に思った。

2005年スイス/監督:フレディ・M・ムーラー/テオ・ゲオルギュー/ブルーノ・ガンツ「ヒトラー~最期の12日間」「ベルリン・天使の詩」

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