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2007/09/17

『フライド・グリーン・トマト』"Fried Green Tomatoes"

☆とても良い話なのに私にはこのオチがダメだ。

オチにガクッと来た。そう来なければ、大好きな映画になったのに。

本筋の話の聞き役を演じるキャシー・ベイツがはまり役。可愛いけれど、お馬鹿で人の良い彼女が、夫からないがしろにされる生活から目覚めていく様子が「トゥワンダ」ということばと一緒に頭にしっかりと焼き付けられる。

病院の待合室でこんなおばあちゃんに出会って、こんなお話が聞けたら、素敵だろうと思う。

本筋のほうの話は社会派的なところもあって、こんなオチについていけないなんて甘っちょろいことを言っていてはいけないという感じでもあるのだけれど…。

1991年/ジャン・アヴネット/キャシー・ベイツ「アバウト・シュミット」「ウォーター・ボーイ」「輝きの海」「タイタニック」

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