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2007/05/03

『アミスタッド』"Amistad"

☆スピルバーグに感動させられるのはなんとなく腹立たしいのだが、心揺さぶられる映画だった。

以下、少々ネタバレ気味。

奴隷がひどい目に合っていたということや、裁判での展開や、正義といったことに感動したのではない。通じない言語で、堂々と、感情を込めて相手に伝えようとする意志に揺さぶられた。

知らない言語の国に連れて行かれ、自由を奪われるということは、想像を絶する辱めだ。家畜のように繋がれただけで自尊心は萎えてしまう。しかし、シンケは違った。遠くから来たことを自分の言語を使って弁護士に伝えようとし、ライオンを退治して英雄とされてしまった話を通訳を介しながらも直接伝えようとする意志、そして、言葉の持つ力と言葉に宿る魂を感じさせる力強い態度に感動した。

黙って異国の言葉を聞いているうちに、「自由が欲しい」と相手の言語で叫ぶことができるようになるヤンバ。言語に宿る力を自分の物としたのが、裁判所で言葉を自由に操る白人の側ではなく、先祖からの魂を自分の中に感じることができた虐げられた側の黒人であったという描き方に感動を覚えた。

昔、言語の潜在的力に夢を馳せ、ロマンを感じながら、言語学の勉強をした日々のことを思い出した。

1997年/スティーブン・スピルバーグ/モーガン・フリーマン/アンソニー・ホプキンス/マシュー・マコノヒー/ジャイモン・フンスー「アイランド」「コンスタンティン」

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