『レディ・イン・ザ・ウォーター』"Lady in the Water"
☆堂々たる最悪監督賞(ラジー賞2006)に選ばれちゃった。
でも、シャマラン監督のファンにはわかるんです。登場人物ひとりひとりがジグソーパズルのピースのように、パチッ、パチッとはまっていく様子が。「あ、ピッタリだ! これだ!」という快感。
それは「サイン」の宗教観が好きで、「ヴィレッジ」の雰囲気が好きで、それよりなにより意味無く出演し過ぎの監督が大好きだから見ているだけでゾクゾクしてくるということ。
これまでの作品を全部見てしまって、その知識を総動員して、「こういうことが言いたいのね」「わかるよ」と補足しながら見ていく親切な観客は素直に楽しめる映画です。いいんです、好きなんだから。放っておいて。(笑)
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コメント
ラジー賞は「氷の微笑2」の圧勝でした。
>意味無く出演し過ぎ
今回はまさしく「出過ぎ」そのもの。単なる目立ちたがり屋ではなくて、実は俳優志望だったのでしょうか。
でも監督があんなに出たら、周りの俳優はやりにくくないですかね。
最悪助演男優賞もらうほどひどかったとは思いませんでしたが、コレに懲りずに次回もがんばって欲しいですね(笑)。
投稿: starless | 2007/03/03 20:38
starlessさん、いつもありがとうございます。
ラジー賞では、この作品、監督賞だけでなく、シャマラン監督、最悪助演男優賞も取ってしまったんですね。まあ、しかたないでしょうねえ。
監督が、あの役ではなくて評論家の彼の役をやっていれば風当たりも違っていたし、クスッと笑えたと思うのですが…。やりたかったんでしょうねえ。
投稿: ちんとん@ホームビデオシアター | 2007/03/05 22:59