『ペイチェック 消された記憶』"Payceck"
★どう展開するのか、全然読めず、ハラハラ、ドキドキ、最後まで楽しんだ。
茶封筒に入ったガラクタが、絶体絶命の危機から主人公を救うアイテムとなるのだから、おもしろい。
世界観、働く者の倫理感、恋愛観、いろいろ詰め込まれているようではあるのだが、それもガラクタアイテムと一緒になって、どこかに飛んでいってしまう。
DVDの特典映像で、監督のジョン・ウーが下手な英語でしゃべりまくる様子が実に楽しげでおもしろかった。あのノリで撮っているのがそのまま伝わってくるようだ。
登場人物は、ドクターも、超優秀な技術者も、悪役も、みーんな何にも考えていない軽薄な人間に見える。しかし、それがこの映画のテンポにぴったりで、一気に最後まで進み、気がついたら終わっていた。深く考えず、ケーハクに楽しむのがこの映画の正しい見方。
「記憶モノ」コレクションがまた1つ増えた。
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