『プロデユーサーズ』"The Producers"
★そのまま舞台で見られたら最高だったと思った。
舞台で見ているようなセットの中で、コミカルな歌が上手に使われている。ミュージカルの笑いとして、自然に笑ってしまう。場面転換も舞台のようで、見ていると、自分の体内時計が舞台の観客のほうに合っていくような気がしてくる。
おばあさん達が出てくるところも、劇中劇のヒトラーの部分も、牢屋に入れられたネイサン・レインの歌も、繰り返して見てしまったほど盛り上がる。舞台なら拍手喝采が来ることだろう。
しかし、映画になるとね…と思う。いくつかの歌の盛り上がりは楽しめるけれど、全体の筋として感動する、あるいは訴えかける部分が弱いからだと思う。舞台を見るための下準備。ブロードウェイで見る日を夢見つつ楽しんだ。
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