『ダウンタウン物語』"Bubsy Malone"
以前、ウエスト・エンドで、子供が演じるというこの"Bugsy Malone"が掛かっていた時、見そびれてしまった。子供とは思えないほど歌がうまかったという話を聞いて、実に残念だったのをやっと映画で見ることができた。なかなかおもしろかった。
ギャングの片方のボスは野蛮な雰囲気の成り上がり風、もう一方はスノビッシュな感じがする老舗風。子役が演じる大人の世界のちぐはぐさ。ミスマッチの世界の雰囲気をうまく演じれば演じるほどおかしさが漂って、ニヤニヤしてしまう。もてる優男のバグジー・マロンもなかなかだ。しかし、ジョディー・フォスターはもうこの頃から大人のような雰囲気があり、声にも貫禄がある。格が違うというのはこのことだろう。
クラシックの室内楽は下手な子供の演奏。歌は吹き替えなので一流。ちぐはぐだけれど、ま、いいのかな。車は足で漕ぐおもちゃなのに、本格的な飾り付けのクラシックカー。うちにも一台欲しくなった。
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