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2005/11/12

『フォーガットン』"The Forgotten"


最近増えたきた兆しのある記憶モノ。予告を見た時から楽しみにしていた。でも、同時に期待し過ぎちゃいけないと言い聞かせてはいたのだが…。

アメリカでは子供を可愛く思わない親が多いから、ただ必死になって探して、忘れないとがんばるだけで愛情深い母親ということになってしまうのかななんて思えてしまって…。

夫は、忍耐強くて、声を荒げたりしない。でも、考え深くない上に、鈍いからこんなことになるんだ。つまらない男だ。精神科医も知的さの足りない男。切れ者でもないし…。アッシュはさすがスポーツ選手だっただけあって、こういう時は使えるけれど、考えが足りなさそう。こんな男たちとくらべると、主人公のテリーはもちろんのこと、ポープ刑事も直感と知性のバランスがいい。つまらない男と、タフな女という対比を描いたわけでもないはずなのに…。

"ヒューン"のあとのアッシュはいいとしても、私としては点数の高かったポープ刑事に、公園でニコッと再登場してほしかった。

2004年 監督:ジョセフ・ルーベン「リターン・トゥ・パラダイス」/ジュリアン・ムーア「巡り会う時間たち」「ハンニバル」「エボリューション」「シッピング・ニュース」「クッキー・フォーチュン」「マグノリア」「マップ・オブ・ザ・ワールド」「ビッグ・リボウスキ」「サイコ」「ジェラシック・パーク」/ドミニク・ウエスト「真夏の夜の夢」/ゲイリー・シニーズ「白いカラス」「クローン」「ミッション・トゥ・マーズ」「グリーンマイル」「スネーク・アイズ」「アポロ13」「フォレスト・ガンプ」「二十日鼠と人間」/アルフレ・ウッダード「デブラ・ウィンガーを探して」

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» NO.108「フォーガットン」(アメリカ/ジョセフ・ルーベン監督) [サーカスな日々]
畏るべし!ハリウッドをも洗脳した大「仰天」映画! 「シックス・センス」以来、もっとも衝撃的なスリラー!まあ、謳い文句なんかは、言った者勝ちだから、良しとしましょう。 映画ブログの今年度仰天シネマベスト1をかざるであろう本作品ですが、結局、この映画がつくられた「真意」が謎なわけです。いくら、アメリカ人が馬鹿だといっても(笑)、初登場即1位ですからね。これは、驚きです。 ジュリアン・ムーア�... [続きを読む]

受信: 2005/11/15 13:49

» フォーガットン 06年116本目 [猫姫じゃ]
フォーガットン THE FORGOTTEN まずね、これは邦題の失敗ね。 だってこの題名見て、ゼンゼン見る気しなかった映画。 なによこれ、フォーガットン?フォーゴッテン? バカみたい。 Forgotten でいいじゃない。 発音は、各自にお任せで、、、 ジョセフ・ルー....... [続きを読む]

受信: 2006/06/15 10:47

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