『ピーター・パン』"Peter Pan"
『ネバーランド』を見たあと、記憶が薄れてしまっていた『ピーター・パン』を思い出したくなって、このビデオを借りてきた。
子供の頃、本を読んだことがある。それはたぶん原作に近いものだったはずだ。ところがその後、ディズニーの映画を見たため、元の印象がすべて消えてしまってそのイメージしか残らなくなってしまった。ディズニーの「原作淘汰作用」は本当に強い。
この映画はそういう意味で、元のイメージ(もうほとんど覚えていないのだが)を思い起こさせてくれる。
ピーター・パンの影がピーターから離れて逃げ回るところの動きを見てわくわくした。小悪魔的なティンカー・ベルがすばらしい。あんな表情豊かな演技で妖精を演じることができる人はなかなかいないだろう。人魚のイメージは、まるで日本のホラー映画のようだったが、そう来たかという感じでおもしろかった。
基本を押さえたところでスピルバーグ監督の『フック』など、他のピーター・パンものも見たくなった。
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