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2005/03/11

『ビッグ・リボウスキー』"The Big Lebowski"

 暇があるとボーリングをしている失業中のヒッピーくずれの中年男デュードと、ベトナム帰りですぐに凶暴にキレるウォルター、それに、いるだけでとぼけた存在感のあるドニー。この3人の仲間が、大富豪ファミリーのゴタゴタから、犯罪?に巻き込まれていくという話。

 短気なウォルターがからむ度に、デュードの身に降りかかってくることがらはさらに、さらにややこしくなっていく。大富豪の娘(ジュリアン・ムーア)が妖しくて、不可思議な魅力の女性をニコリともしない顔で演じていく。

 それにしても、あそこまで、トコトンなさけない中年男の衣装はなかなか見られないと感心して見てしまった。こういう笑いもあるんだ。コメディというジャンルの中でもいろいろあって、なかなかつかめないという感を強くした。
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1998年
監督:ジョエル・コーエン(「ディボース・ショウ」「バッド・サンタ」)
デューク/ジェフ・ブリッジス(「隣人は静かに笑う」)
ウォルター/ジョン・グッドマン
モード/ジュリアン・ムーア(「めぐりあう時間たち」「シッピング・ニュース」「マップ・オブ・ザ・ワールド」「クッキー・フォーチュン」「マグノリア」)
ドニー/スティーヴ・ブシェーミ(「アルマゲドン」)
ぶらんと/フィリップ・シーモア(「セント・オブ・ウーマン~夢の香り~」「リプリー」「マグノリア」「パッチ・アダムス」「ツイスター」

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コメント

どもー。
ちんとんさんが書かれているとおり、
ジュリアン・ムーアが妖しかったですね。
こういう映画でも脱いじゃうんだと思って
女優魂を感じました。

思い返してみると、コメディでもあり、
中途半端なサスペンスでもあり、
コーエン兄弟はホント捉えどころがなくて
好きですね。
配役もうまいんだよなぁ。

投稿: 多感な奴@CINEMA IN/OUT | 2005/03/11 23:27

多感な奴さんは、コーエン兄弟の作品をたくさんご覧になっているんですね。

私はまだ「ディボース・ショウ」とこれだけなので、どこで笑って良いのかつかみきれていません。

ただ、ボーリングの穴からの映像や、モードの"芸術"、大富豪の家の装飾や、あとで出てきた室内にプール?がある豪邸など、それぞれにおもしろい作りで、見ているだけで楽しい場面がたくさんありました。

投稿: ちんとん | 2005/03/12 00:09

『ビッグ・リボウスキ』はコーエン作品の中でも一番ハチャメチャな作品だと思います。ちんとんさんの今回の記事にはとまどいを感じましたよ(笑)。

コーエン作品は言葉で大笑いさせる場合と、ヴィジュアルでほのかに可笑しさを漂わせる場合がありますね。笑いのツボも人それぞれですから、合わない人は合わないでしょうしね。私がよく書くのは「味」ですね。古語でいう「をかし」と「可笑しい」をどちらも持っていると思います。

コーエン作品はもっとシリアスな『バーバー』『ファーゴ』『ミラーズ・クロッシング』などもあります。シリアス系だったら、フランシス・マクドーマンドがカッペな警察署長役でオスカーを獲った『ファーゴ』が一番とっつきやすいと思います。面白いのでは『赤ちゃん泥棒』『オー・ブラザー!』とかいいと思います。

投稿: 多感な奴@CINEMA IN/OUT | 2005/03/12 00:43

私、もしかすると、この「笑い」がまだわかっていないのかもしれません。おもしろくないわけじゃないんですが…。

実は、この作品、以前、字幕なしの英語で見たことがあったのですが、笑えるのだけれど、どこで笑って良いのかちょっとわからなかった。それで、理解できなかったから笑えなかったのかなと思っていたのですが、今回、字幕つきで見てもやっぱり同じだったわけで…。

もう少し究めるために、お薦めの「赤ちゃん泥棒」か「オー・ブラザー!」を見てみようかと思います。

投稿: ちんとん | 2005/03/12 01:03

まぁ、笑いに分かる分からないは関係なく、
自分が面白いか面白くないかでいいと思うのですが・・・。
でも私はコーエン作品好きなので、
ぜひ観てもらいたいなぁというのはありますね。

投稿: 多感な奴@CINEMA IN/OUT | 2005/03/12 01:09

はじめまして。

本当に主人公の不精ぶりは凄いものがありましたよね。
衣装もすごくだらしなかったけど、
スーパーで牛乳をその場で飲んでしまう所なんか
見ているこっちがハラハラしてしまいました。

TBさせていただきます。

投稿: ムム | 2005/03/24 03:22

TBありがとうございます。

あの不精ぶりにぴったりの車。それが、映画が進むに従って、どんどんボコボコにされていく。あの子(車のこと)は全然悪くないのに…というところがまた、なんともいえなく哀れでした。

こちらかたもTBさせていただきますね。

投稿: ちんとん | 2005/03/24 06:04

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