『理由』"Just Cause"
私は監督の意のままに操られる"良い観客"なので、「ええ?そうなるの?」とハラハラドキドキ、最後まで価値観をくるくると変えながら引き込まれるように見てしまった。
しかし、ポール(ショーン・コネリー)の中で「死刑廃止論」は結局どうなったか。正義はどこにあるのか。信仰心は、人種差別はといったたくさんの問題が描かれているのだが、どれについても、深い部分は今ひとつわからなかった。原作にはしっかり書かれているのだろうか。
エド・ハリスの演じる殺人鬼はすばらしくモノを語っていた。どんな役でもこなせる人なのだと、改めて感心した。
*死刑制度が描かれている映画には他にこんなものがあります。
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1995年
監督:アーネ・グリムシャー
ポール・アームストロング/ショーン・コネリー(「小説家を見つけたら」「エントラップメント」「ザ・ロック」「グッドマン・イン・アフリカ」「薔薇の名前」)
タニー・ブラウン/ローレンス・フィッシュバーン(「マトリックス-3作品」「地獄の黙示録」)
ローリー・アームストロング/ケイト・キャプショー
ボビー・アール/ブレア・アンダーウッド(「ディープ・インパクト」)
ブレア・サリバン/エド・ハリス(「白いカラス」「スターリングラード」「めぐりあう時間たち」「ビューティフル・マインド」「トゥルーマン・ショー」「ザ・ロック」「アポロ13」「奇跡の詩」)
娘/スカーレット・ヨハンソン(「真珠の耳飾りの少女」「アイランド」「ロスト・イン・トランスレーション」)
*「 」内はその人の作品のうち見たことのあるものの題名
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