『恋するための3つのルール』 "Mickey Blue Eyes"
-=-=-[感想] ネタバレなし-=-=-
映画によってヒュー・グラントが好きだったり、嫌いだったりするのだが、この映画のヒューは好き。
かっちりした服装を決めてオークションの仕事をする好青年マイケルは恋人ジーナに結婚を申し込む。ところがジーナはなぜか申し出を拒み泣き崩れる。学校の教師を務めるジーナは、実はマフィアの娘だったのだ。愛するマイケルをマフィアの世界に引きずり込みたくないと隠していたのだった。もちろん結婚などとんでもないと。
それまでジーナの家がどこにあるかも知らなかったマイケルだが、やっとのことで彼女の家を探し当てる。おかしな具合で、結婚を許してもらったあと、何がなんだかわからないままに、全然似合わないマフィアの世界にどんどん引きずり込まれていくところがコメディタッチで描かれる。
「そんなじゃマフィアでないことがすぐばれてしまう」と、教養人風英国発音をマフィア風の発音に直す練習をさせられるところなど笑ってしまう。
ジーナの父親の片腕ヴィニーが恐いのか、可愛いのかよくわからないところがまた良い。
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1999年
監督:ケリー・マッキン
マイケル/ヒュー・グラント(「日の名残り」「ウェールズの山」「ラブ・アクチュアリー」「ブリジット・ジョーンズの日記」「ノッティングヒルの恋人」)
ジーナ/ジーン・トリプルホーン(「スライディング・ドア」)
父フランク/ジェームス・カーン(「ゴッド・ファーザー」「ドッグヴィル」)
上司/ジェームス・フォックス
ヴィニー/ジョー・ヴィテレリー(「愛しのローズマリー」「アナライズ・ミー」)
ヴィトー/バート・ヤング
FBI/スコット・トンプソン
*「 」内はその人の作品のうち見たことのあるものの題名。
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